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2003年12月02日

もれた

というより、しみ出た。

朝からなにやら姉が騒いでいた。
「いったいどーいうこと?これは」というドアの外の声に
「いや、わたし何も悪いことしてません」と夢現、心の中で漠然といいわけしていたが、
廊下が黴だかシミだかで大変と言うので
ここ最近雨が続いたので黴くらい生えたかもなと考えつつ、
起き上がって廊下に出てみると
確におよそ半間四方にわたり床が変色し、部分的にはかなり黒ずんでいる箇所も見受けられた。
が、それが黴でないことはすぐに判断できた。
というか黴などという表層的な事態ではなかった。

床が波打っている。
たっぷりと水分をふくんだ床板はフニャフニャと膨張し、グニャグニャと変形していた。
床を踏むとグシュグシュと板の境目から水が湧いて出る。
しかも被害は床板にとどまらず、廊下に面したドアの建て具を歪ませてしまったのか、
ドアを開けることができない。(この後無理矢理開けたので今は閉められなくなっている)

なにかやらかしてしまったか?
ふき掃除はしたがスプレーをシュッシュとやっただけだぞ。
やかんを焦がすと水が出るのか?んなあほな!
雨がどこかに入り込んだのか?
 姉 「欠陥マンション!」
 私 「欠陥マンション!」
 姉 「金返せ!」
 私 「そーだ、金返せ!・・・何の?」
(うちはいわゆる分譲賃貸なので返ってくる金はない。こちらに非がなければ修繕費もかからない、はず。)

と姉と二人騒いでいてもしかたないので、管理人を呼んで設備会社に連絡してもらう。
とりもとりあえずやってきたおっさんは、一人じゃどうにもならんので会社から助っ人を呼び、
配管の位置がわからんのでと、施工会社の所長を呼び、
原因は配水菅だろうということで水道屋を呼び
昼過ぎには我が家は五、六人ものおっさんであふれた。

結局事態の元凶である配管の処置はしたものの
床の張り替えは乾いてからということでまた後日の修理になった。
床は張り替えればすむが歪んだ建て具はちゃんと直してくれるのだろうか。
少々不安。

とりあえず被害の酷い場所の板をはずされた。
剥き出しでええと言うたのに、気を使ったらしく
ビニールクロスをかぶせていったが、見るからに浮いてる。


めくるとこうなる

投稿者 comy : 2003年12月02日 23:47

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