« 夜中の2時だというのに | メイン | 帰路 »

2004年02月23日

貸し切り

実家の仕事の手伝いのため帰省。
着いた日の夜、母親の「勝手リハビリ(注1)」につきあって上の姉と三人でボーリングに行く。
日が暮れれば深夜かと思うようなさびれたまちなので、ボーリング場が潰れずに続いているのも不思議なくらいなのだが、夜六時半に入ったときには案の定他の客の姿はなく、レーンには明かりすら灯っていない。

これじゃあ、初めての人が入ってきたら相当ビビるだろうな。

ボーリング場の人は昔からの顔なじみなので(注2)、挨拶がわりに
「営業中ですか?」といやみったらしく言ってみたら
「待っとったんじゃが、何年も」と返された。

結局、9時半に帰るまで他の客は入ってこず、その間我が家の貸し切り状態のままであった。
ほんま、大丈夫かなあ、経営。

こんなかんじ。
無作法なガキどもに集中力を乱されることなくプレーできます。


注1)母は足腰がどうにも痛くて動けなくなり病院に行ったら骨粗鬆症と診断され病院通いをしているのだが、最近医者には内緒でボーリングで鍛えているという。普通のフォームでは投げられないので、かなり前の方からヨロヨロと歩き、気合い一発奇声を発して投げていた。恐い

注2)むかし、うちの両親はかなり激しくボーリング場に通っていたため、私も赤ん坊の頃からしょっちゅう連れられて行っていた。ボーリング場で育てられたと言ってもいいほどに。スコア用紙でアルファベットを覚え、用紙の裏で読み書きを練習し、点数計算で足し算を習得した。小学校に入る前のことだ。きっと今より計算は早かっただろう。ステージの上(表彰台)で歌い踊ることもそのとき身につけた技だ。

投稿者 comy : 2004年02月23日 00:02

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.zubuneri.com/comyblog/mt-tb.cgi/76

コメント

コメントしてください




保存しますか?