« 掃除 | メイン | 人間だもの »

2004年09月27日

寝不足だよ、まったく

法事で実家に帰ってました。

金曜夜遅く実家にたどり着き、それからわが家の女ども4人でウダウダと食ったり呑んだりして過ごしていると、夜中12時も過ぎて電話が鳴った。
誰かの訃報か?とも思ったが2階で電話に出た父親がすぐに降りてくる様子もないので、あまり気にも止めずにいたのだが、電話はそれから何度も何度も繰り返しかかってくる。
さすがに、なんかトラブルでもあったんかと思い、しばらくたって降りてきた父親に尋ねると、「この前飲み屋で喧嘩した相手じゃ」と言う。
なにやらおもしろそうな話なもんで、詳しく聞いてみると、
たまに行くスナックでそこのママさんにしつこく言い寄るうっとーしいおっさん(一応知り合い)がおり、そいつがあまりにしつこくてママさんも困ってる様子だったので、「こりゃーわしの女じゃけー、手を出すな」と口を挟んだのが事の始まりだったらしいが、まあしかし、もともとうちの父親のことを気に食わない奴とは思っていたのだろう。
「70も過ぎてみっともない」だとか「奥さんに言いつける」的なことをギャンギャンと吠え立てる相手に対し、こういう時にやたら弁の立つとーちゃんは相手の神経を逆撫でするような言葉をさんざん浴びせたおしたらしい。
相手が特定されるおそれもあるので、残念ながらあまり詳しくは書けないが、怒って席から立ち上がったその「小柄」のおっさんに対し、
「なんじゃおめー、立っても座っても同じじゃねーか」とかね。(身体的特徴を攻撃するのはよくないですヨ( ̄▽ ̄;A、おとーちゃん)
向こうも向こうで、自分のことは棚上げして「きたねー言葉をしゃべるな」とか言ってきたらしく、それに対しとーちゃんは、
「おめーこそ××××の泥団子!」(××××は地名なので伏せさせていただいた)
と言い放ったらさすがに相手はハフハフ状態で何も言い返してこなかったそうだ。

わたくしそこそこ長い人生を歩んできたと思っておりましたが、さすがに誰かを「泥団子」よばわりしたことも、誰かに「泥団子」よばわりされたこともございませぬ。まだまだ甘ちゃんでした、ごめんなさい。
でも「泥団子」って全然意味わかんないんすけど。ただ、なんだかものすごーくバカにされてる感じなんでしょうね。ちょっと相手の事が可哀想に思えてきました。

そんで、そのおっさんは呑んでてその時の怒りが沸々と沸いてきたのでしょうなあ。その日は夜中じゅう電話がかかりまくりで、2度ほど警察にも呑んでる店に行ってもらったらしいが暴れてるわけでもないので警察も注意することくらいしかできず、で、全くへこたれる様子もなく夜が明けてもまだ電話をかけてきておった。
寝てる間に押し掛けてきやしないかとか、家に火でもつけられるんじゃないかとかちと心配したがそれほどの度胸はないらしい。まあこちとら程よく出来上がった中年女が数人、戦闘態勢でスタンバッておったので押し掛けてくれてもよかったのだが・・・。
他の者が電話に出ると、
「夜な夜な電話をかけてくるのはやめるように言ってくれ」(おいおい、電話かけてきてんのはそっちだよ)
だとか
「何度も(父に)車でひき殺されそうになった」
だとか言っていたらしいのでかなりモーソーも入ってきてんだろうなあ、可哀想に、警察ではなく救急車を派遣した方がよかったかもだな。

まあ、いきなり刺されたりせんように、気いつけて出歩いてくれや、おとーちゃん。

投稿者 comy : 2004年09月27日 02:16

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.zubuneri.com/comyblog/mt-tb.cgi/100

コメント

コメントしてください




保存しますか?